＜セントラルホテル佐世保　九州ファンド活用　後継者不在 新経営体制を発足＞

セントラルホテル佐世保は後継者不在の中小企業を支援する九州・リレーションシップ1号ファンドを活用し事業承継した。九州ファンドに全株式を譲渡し、新たな経営体制を発足した。同様の事業承継は県内では初めて。九州では2例目。

＜セントラルホテル佐世保　ファンドが事業承継 後継者不在の打開策＞

ビジネスホテルのセントラルホテル佐世保は、後継者問題を抱える中小企業の事業承継支援に特化したファンド「九州・リレーションシップ1号」が同ホテルの事業を引き継いだと発表した。地方中小企業で経営者の高齢化や後継者不在が深刻化する中、打開策の先例になると期待されている。

＜九州の事業承継ファンド　佐世保のホテル支援　2例目＞

セントラルホテル佐世保は、後継者のいない中小企業の事業継続を目的に設立された「九州・リレーションシップ1号ファンド」に全株式を買い取ってもらい、社長交代したと発表した。同ファンドは、九州・山口に拠点を持つ中小企業の事業承継支援を目的に設立。後継者がいない企業の全株式を買い取り後継者を派遣することで、企業の理念を反映させながら3～5年かけて企業価値を向上させ、事業承継の枠組みを作る。