ニュースリリース

2009年12月9日

JPE・プライベートエクイティ3号ファンド
株式会社ヘルシーサービスの全株式を譲受

日本プライベートエクイティ株式会社
URL: https://www.private-equity.co.jp

日本プライベートエクイティ株式会社(以下、「JPE」)は、中堅・中小企業の事業承継や事業再編を支援するMBO(Management Buy Out)ファンド「JPE・プライベートエクイティ3号投資事業有限責任組合」(以下、「JPE・PE3号ファンド」)にて、株式会社ヘルシーサービス(本社:千葉県千葉市)への投資を実行、同社の全株式を譲り受けました。

  1. 本件概要

    株式会社ヘルシーサービスは、1985年に設立、訪問入浴サービスの受託から事業をスタートし、1990年以降は訪問介護を主体に事業を拡大、千葉県を中心として地域密着型サービスを展開してきました。近年では、小規模多機能型居宅介護施設を備えたグループホームの運営や高齢者向け賃貸住宅のオペレーション事業等の施設系サービスにも注力しており、現在、千葉県を中心にグループホーム11拠点、小規模多機能型居宅施設7拠点を展開、入居者のケアから訪問介護まで地元でワンストップサービスを提供できる体制を有する等、介護業界でも常に先駆的な取り組みを行ってきた介護事業者であるといえます。
    JPEでは、同社が2000年の介護保険法の施行以前から訪問入浴サービスや訪問介護を中心とした訪問系サービスのオペレーターとして実績を重ねてきた、その地域密着型の活動や経営姿勢、地方自治体からの信頼が厚いこと等を高く評価し、JPE・PE3号ファンドにて投資を実行しました。また、今後も介護保険制度の利用者の増加が見込まれるなかで、中小規模で地域密着型サービスを展開する、同社のような存在と長年の経験から得られたノウハウが、今後の介護業界には不可欠であると考え、資本参加と同時に人材も派遣、同社の資本と経営の承継問題を解決すると同時に、現在の幹部社員を中心に経営体制をさらに強化、企業価値の向上を図り、介護業界において同社のような地域密着型の事業者としての成功モデルを全国に広げていくことで業界への貢献にもつなげていきます。

  2. JPE・PE3号ファンドについて

    JPE・PE3号ファンドは、中堅・中小企業の事業承継を資金面と経営面から支援するため、株式会社日本政策投資銀行や日本アジア投資株式会社、株式会社日本M&Aセンターの出資を得て、2008年8月に設立いたしました。昨年9月の"リーマンショック"に始まる金融危機以降も、オーナー企業の事業承継や大企業の事業再編ニーズに対応し、本件含め、これまで3社の企業の株式を譲り受け、ミドルマーケットに特化したMBO(Management Buy-Out)ファンドとして、中堅・中小企業の事業継続と企業価値向上の実現を支援しています。

  3. 各社概要

    株式会社ヘルシーサービス(2009年11月末日時点)

    本社所在地 千葉市美浜区中瀬一丁目3番地 幕張テクノガーデンD棟14階
    設立 1985年10月
    資本金 10百万円
    代表者 近藤 勝則
    従業員数 約600名
    事業内容 ・指定居宅介護支援事業者 ・在宅介護サービス
    ・訪問入浴介護サービス  ・グループホーム運営
    ・小規模多機能型居宅介護サービス運営  他
    売上高 約19億円(2009/8期)

    日本プライベートエクイティ株式会社

    本社所在地 東京都千代田区九段北1丁目14番21号
    代表者 法田 真一
    資本金 60百万円
    事業内容 中堅・中小企業を対象としたMBO(Management Buy Out)ファンドの運営、コンサルティング
  4. 本件に関するお問い合わせ先

    日本プライベートエクイティ株式会社

    東京都千代田区九段北1丁目14番21号 九段アイレックスビル6F
    企画部  Tel:03-3238-1726 Fax:03-3238-1639

    以 上